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虹とセゾン

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二日くらい前、大雨の後に虹が。

「紅葉も色づく前に終わりかな」と思っていたら、少しずつ赤くなり、あたり一面まだまだ秋。
寒さは日に日に厳しくなるものの、やっぱり今年の紅葉は遅れ気味だったようです。

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今日は午後、軽井沢のセゾン現代美術館へ。
森の中にあるこの美術館では、現代アートの絵画と庭園の彫刻を観る事ができます。
二枚目の写真は、庭に埋まっている球体のオブジェ。
周りの景色を映しこむ表情がとても面白い。

館内では、カンディンスキーやジョアン・ミロのコラージュ作品や、絵画では横尾忠則さんの作品も展示されています。

現代アート(と分類される作品)は、観ていてすごく楽しい。
意味とか意義とかではなく、「好きか嫌いか」という感覚的な観点から眺めるので、難しく考えないで楽しめるのが良い。

今日観た中では、ジョアン・ミロのコラージュが面白かった。ベニヤ板にマッチの箱や銀紙、紐などで人の顔(らしいもの)が形作られていて、
「これは部屋に転がっていたら、ともするとゴミと間違えられそう」
なのに、額の中に収まって、壁にかかっている姿はまさしく『ミロの作品』で、楽しい雰囲気に溢れている。
普通に過ごす中であまりにも普通にそこにあって、アートや美というものとはかけ離れているものに「美を見出し」たり、「それを組み合わせて美を生み出す」という作業に、現代アートならではの素晴らしさがある。
この前行った大竹伸朗さんの全景展や、今日のミロの作品を観ていてそういう風に思いました。

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さてさて、セゾン美術館もいよいよ明日で今年の営業はおしまい。軽井沢にある美術館のほとんどは、冬の間は営業せず、次の展示は来年の春からです。

喫茶店やレストラン、お店も閉まるところが多いし、冬になると軽井沢の町も少しさびしくなります。
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by studiofusha | 2006-11-22 13:10 | スケッチ